ミニわいわいパーティ

アンクル

2012年02月28日 23:07

(財)近江八幡市国際協会が主催する、アンクルもずっと実行委員としてかかわって来た「わいわいパーティ」…
手づくりの各国料理を味わいつつ、国際色豊かなアトラクションを楽しみ、外国籍住民たちとの交流を深めようというイベントとして定着しています。
事情でしばらくお休みが続きましたが、安土町国際文化交流協会との合併を記念して、久々の再開にこぎつけました。
今回は会場が狭く、残念ながらいつもより限られた参加人数での開催となり、仕方なく…<ミニわいわいパーティ>




パーティは午後1時スタートなのですが、料理部門は午前9時から早々と調理を開始。
各国の料理を担当してくれる外国籍の方を、日本人ボランティアたちがお手伝いします。
ボランティアのみなさんは、そこで料理レシピだけでなくその国の諸事情を教えられ、また日本の詳しい生活習慣を逆に伝えることにより、それぞれの文化を確かめ合います。
もうすでに、そこから多文化交流が始まっているのです。
和気合いあいの雰囲気の中でのお互いのやり取りが、とても楽しい場になります。
このお手伝いが、ボランティアにもっとも人気があるのもよくわかる気がします。

今回も中国や韓国・北朝鮮、ミャンマー、タイ、ブラジルなどの料理が次々と完成。
アンクルも、都合で参加できなくなったイタリア部門を代わって担当、“パンナコッタ”をつくることに…
朝からの時間では間に合わないので、前日におおよそ80人分を仕上げておきました。
それはそれでけっこう大変でした。




アンクルがこの料理部門の責任者です。
各テーブルの進行具合に目を配り、出来具合にチェックを入れます。
当然、味についてもスプーンとお箸を携帯して、その都度確かめるワケです。
まぁ見方を変えれば、立場を利用してつまみ食いしてるだけ、と思われなくもないけど…




おかげで食事タイムは大人気、あちこちに人だかりができていました。
アトラクションも、タイやミャンマーの女性たちによる民族舞踊、ブラジルの子供たちによるサンバカーニバルと、会場は大盛り上がり。
ミニながら大成功のうちに終えられたと思います。




ただ現在、協会の組織そのものは公益法人化をめぐり、楽観的な状況にはありません。
正直なところ、協会がこの先どうなるかは、まったく不透明だと云わざるを得ない。
しかしそれは別にしても、このようなイベントはどうしても必要だと思います。
それゆえ我々の手で何とか続けていこうという認識が、実行委員メンバーにはより深まったのではないのでしょうか?
この秋にはもっと多くの人たちに呼びかけて、例年のような<わいわいパーティ>をぜひにも企画したい…
そんなメンバーみんなの強い意気込みを感じました。
<ミニ>なんかではなく…


関連記事