アンクルのひとりごと

大きな淡竹(ハチク)をいただきました。
おそらく、今年最後になるだろうタケノコです。
もうすでに茹でて、下ごしらえが済ませてありました。

淡竹は、出はじめのタケノコと異なりエグミがない代わりに味わいにも乏しいので、濃い味つけで処理した方が美味しい。
なので、中国料理のレシピを和風にアレンジして、しいたけと少しの豚肉と一緒に煮ることにしました。




まず、少量のにんにくのみじん切りと豚肉をザーッと炒め、取り出します。
そこにごま油を足して、しょうがの短冊と淡竹を炒める。
このときあまり鍋を動かさず、炒めるというより焼き付けるようにします。
表面に焼目が付いたら、ザクッと切ったしいたけを加え、豚肉を戻します。
ひたひたより気持ち少なめに水を注ぎ、酒、砂糖、オイスターソースで好みの甘さにし、落としぶたをして１～２分煮ます。
さらにしょうゆを加え、ほとんど煮汁がなくなるまで煮つめれば出来上がり。
しょうゆは初め控えめにしておいて、煮つまった時に味を見て再度加える方が失敗は少ない。
豚肉を省いて、淡竹としいたけだけでも充分に美味しくできます。
ただ、その時は干ししいたけを使うのがよろしいかと思います。

そこそこの量があったので、あちこちにお裾分けしました。
そうしたら思いのほか好評で、もっと食べたい、もう一度つくっての声しきり。
そう云われてもねぇ、もう淡竹も終わりだし…

残念だけど、一年後のこの季節まで、しばらく“おあずけ”と願いましょうか？