アンクルのひとりごと

先日、高校の同窓グループの一泊旅行に参加しました。
昨年から毎年お呼びがかかるのですが、定年退職の＜サンデー毎日＞組が中心なので、どうしても日曜日から月曜日にかけてのプランが中心。
現役組のアンクルには、ちょっとハードルが高くて二の足を踏んでいました。
でも、そろそろ先のことも考え、毎回は無理にしても出来るかぎり参加しておこうかな、と考え直したワケです。

当日、まず京阪神在住のグループが大津駅を出発し、我々地元グループが彦根駅で合流、さらに名古屋駅で関東からのグループを迎え、おおよそ60人で愛知県の西浦温泉を目指すという寸法。

途中、｢JRリニア・鉄道館｣に立ち寄り見学、子供たちには大人気のところのようです。
“鉄男”ではないアンクルには、700系とかはあんまり興味なかったけど…




鉄道ジオラマはなぜか好きです。
子供のころ、欲しかった鉄道模型を買ってもらえなかった反動なのかしらん…
飽きずに見入っておりました。
他にも、運転シュミレーションなどがありましたが、いっぱいの予約で体験などとても出来ず。




そうこうするうち、今宵の宿『銀波荘』に到着。
すぐ目の前は海。
入浴まで時間が少しあったので、同部屋の仲間と少し散策。
まさに『金波銀波の波静か』です。




そして、これがなきゃぁ始まらない、恒例の大宴会。




今は北海道に住む幼なじみや、久しぶりの旧友などとの語らいの時間がとても楽しい。
なかには卒業以来おおよそ45年ぶりの再会という仲間もいて、懐かしいというより無性にうれしいという感慨がこみ上げて来ました。
二次会も大いに盛り上がり、長い夜は更けて行きます。

さて、翌日は、ゴルフ組と観光組にそれぞれ別れて出発です。




ゴルフはしないアンクルはもちろん観光組。




まずは、お土産屋に立ち寄ります。
mikuリクエストの海老せんべいがお目当てです。
このあたりの海老せんべいは美味しくて有名らしく、あれこれ吟味してゲット。
これをおろそかにするとあとが怖いので…

そのあとは、｢癌封じ｣のお寺へ。




今さらの感なきにしもあらずですが、まぁ今からでも封じてもらうに越したことはありません。
賑わってはいるけど、見渡す限り年寄りばっかり。
｢癌封じ｣だけと思いきや、『呆けボウシ』なんていう帽子が人気を集めてたりするので…
まぁ、当然といえば当然…

そして、家康ゆかりの｢岡崎城｣へ。
天守閣に吹き込む風が涼やかです。




最後に、岡崎はと云えばの八丁味噌蔵の見学。
昔ながらの樽が並び、豆麹づくりからの工程を見せてもらいました。




八丁味噌を使った「味噌ダレ」が美味しい。
どんなものとも合いそうなので、思わず買わされてしまった。




そしてゴルフ組と合流、帰路につきました。

20年ほど前に始まった高校の同窓会。
3年前には｢還暦記念｣で、大々的に集まったりも…
その後は、その中から好き寄りの何人かで、こんな風にチョクチョク集まります。
だんだんとその回数が増えてくるのは、先が短くなって来た証しなのでしょうか？
近くに住んでいるのにめったに会うこともない友もいれば、遠く離れてしまった幼なじみもいる。
お互い年は取ってしまったけれど、自分たちの中ではやはりあの頃とちっとも変わらない。

どこかお互いの気心が知れ合ったそんな仲間との時間は、やはり捨てがたいものです。